再びイチローやあれこれ

彼の使用しているバットは細い。
他のどの選手と比べても一目瞭然。
なぜか?
バットの芯から外れた打球は凡打になるかファールになるかなのだそうだ。だから、バットを細くすることでその凡打になるゾーンを減らしてファールにしてしまって打ち直すチャンスを得る確率を上げる。
“打率”というのはまさに確率の世界だけれど、そこまでする、というか出来る技術がすごいんだろな。
芯に当てる自信がなければ出来ない技だ。

今年のオリンピックで使用させる日本選手の水着かなりすごいらしい。
ミリ単位の世界、いや、ミクロ単位の世界で競ってる時代なんだな。
そういえば、筋力を上げるための遺伝子操作も技術的に可能になるかもしれないらしく、そっちのドーピング対策にこれから頭を悩ませるかも。
ゲームの競技でさえ科学やコンピューター使っての分析が導入されてるのに、ましてや“記録”の世界。縮めたり、伸ばしたりすることすべてをかけているような競技の場合、ドーピングは甘い匂いがするに違いない。。



個人的には「100M」の記録更新がいつまで続くのだろう、ってのが気にかかる。
いつかきっと、もう超えられない壁みたいな記録が出て、競技として存在するのが難しくなる時が来るのかな。
その頃にはオリンピックってものも様変わりしてるんだろうけどね。