福井水害に2億円当選宝くじ寄付!

世の中捨てたものじゃないね〜
と、思って記事を見ていたら夢のないようなコメントがずらり。
「一回あぶく銭で痛い思いをした人じゃないか」とか「前後賞が当たってるんじゃないか」とか。
でも、軽く年収1億超えてるとか、“億”単位のお金を日常で動かしているようなごく一部の人を除いて、宝くじで2億円なんて当たったら、人生がそこから崩壊していく確率のほうが高いみたいだ。
額に汗しないものは、お金に限らず身を持ち崩す種にしかならんね。
おこぼれを狙って媚売っても、「どっかで誰かがいい思いしてんじゃないか」って、うまい話ばかり追いかけても。

と、皮肉っていても仕方ない。
その2億円と集まった義援金を足して水害に合った世帯に送ると、1世帯あたり2万円にしかならないそうだ。
被害の大きさを感じる。
人事じゃない。
個人の復元能力を超えた部分にこそ、行政がもっと力を出すべきで、税金を投入するべきで、「倒産したらみんなが困るだろう」的なニオイのする場所に注ぎ込むものじゃない。