個人による情報発信がより簡単に行えるようになって与えてくれるもの

向井亜紀さんの個人HPが閉鎖されるらしい。
原因は、ある講演での自分の発言が、前後の文脈をTVの視聴者が知ることの出来ないたった数秒だけ、自分の意図とはまったく違うように受け取られる用にある局で流されたことによるものだそうだ。
こんなことはよくあることだけどね。
“数字(視聴率)=インパクト”のためならなんでもあり、な風潮は“視聴率”の部分を他のものに置き換えても成り立つ。
人は自分の脳にさえ欺かれるらしいからね。
認識しようという能動的な意識を持ってものごとを認識するわけではなく、さまざまに脳内で働くシステムによって認識されて、自分に届くわけだし。
それから同じ事件でも局を替えて見ると全然違う印象を受けることがしょっちゅうだし。

で、マスメディアに個人で対抗する術としてネットほど力を持ったものは他にはないと思うのだけれど、、現に今アクセスが集中しているらしい。
これで最後の日記、というものを読んできたけれど、そうやって自己弁明出来るのもネットあってこそ。
何が正しくて何が正しくないのかの判断を人が下すには、あらゆる角度からの取捨選択されていない情報が一番なのではないかと私は思う。
誤解を受けた視聴者からの抗議におそらく疲弊してしまったのだと思うけれど、しばらく休んだら、また復活して欲しいと思う。
そういう私も議論や討論は好きでも、誤解による攻撃には弱くて、解こうとする気力すら失うほどのへなちょこなんだけどね。。アセアセ( ̄_ ̄ i)
なんとかしよ。。