レーベルゲート、WMA対応の音楽配信サービス「MusicDrop」始める。

どうにもこうにも使い勝手が悪すぎる日本のデジタル有料音楽配信の現状。
幾度か買ってはみたものの、MDに落とすのも面倒になり、パソコンにそのまま。
しかもクラッシュして消えてしまったものもある。。


そういえばある調査によれば、“MP3”は一番良く利用されるファイル形式だけれども、一番パソコンから削除されるファイル形式でもあるらしい。
それに引き換えWMAやAIFFのファイル形式は長くパソコンに存在出来るらしい。
別に意識的に使い分けているわけではないだろうし、WAVをMP3に変換してやり取りしたり、P2Pの影響もあるのかもしれない。


で、レーベルゲートがWMA形式のファイルでも配信を始めるそうだけれど、Windows Media Player 10専用のサービスであり、しかもデジタルオーディオプレーヤーへの転送は3回までとの制限つき。
もちろんそれなりの理由あってだろうけれど。
それにしても、デジタル世界が始まってから“互換性”って奴が進化のための善悪両方に関わってくる。
ストレスなく聴きたいときに聴きたい音楽を聴きたい順に聴きたいプレーヤーで好きなだけ聴ける時代は来るのだろうか。
でも、それによってある種の楽しみが減り、音楽そのものの性質を変えてしまう時代の到来でもあるのかもしれない。


レーベルゲートHPは→http://www.labelgate.co.jp/
MusicDrop→http://musicdrop.jp/