足りないのは可能性

何かが他の人より足りないから何かが他の人より傑出する。
人の体は無意識にもその足りない部分を補おうと他の部分がとてつもなく発達することがある。
それは、脳内においてもそう。
脳の片側を失った人でも、その反対側で本来は違う機能を持つ部位なのにその失ったものの代わりを果たしている、ということもあるそうだ。
自分は人より何かが足りない、と思ったら、それは落ち込むことではなく嘆くことでもなく、何かを世に残す人になる可能性を秘めている、ということ。