イラク日本人人質問題

無事3人帰国。
いろいろな意見がある。
今日の帰国後の会見も、本当の経緯はわからないけれど中止された。
一つ思うのは、たとえそれが善意であれ、良いことと自ら確信しての行動であれ、自分のそれぞれのテリトリーを出れば外部にはその自分の属する内部の人間の一人として、あるいは極端な話代表として映る、認識されるということ。その結果、自分の責任を超えたところで物事が動いて行ってしまうのだということを心のどこかに留めておかなければならないのだと思う。
海外旅行をしても、その土地で出会った人は、日本人の一人として見ているだろうし、その人柄、行動も、その個人のものというよりはそっちの側面で頭にインプットされることが多いのだろうと思うし。
とはいっても、日本人にとってはおそらく初体験のような出来事。
その一番目になってしまったのだから、状況は酷かもしれない。
自衛隊が海外に行くということ。
その是非を討論している間にも世界はどんどん様変わりをしていく。
そして、開放に至った本当の経緯を知ることなど永久にないのだろうなぁ。